コラーゲン?ヒアルロン酸?お肌を保湿するもうひとつの大切な物質”セラミド”とは

コラーゲン?ヒアルロン酸?お肌を保湿するもうひとつの大切な物質”セラミド”とは

「保湿」と聞くと具体的にどんな成分を思い浮かべますか?

もしかすると、ヒアルロン酸やコラーゲンなんかがパッと思い浮かぶでしょうか?

最近では、ドラッグストアにおいてあるようなスキンケアアイテムにも『ヒアルロン酸配合!』『コラーゲン含有!』なんて大々的に記載があるものも多いですもんね。

必然的にそういったイメージを持つかなと思います。ですが実は、お肌を保湿する上でもうひとつキーポイントとなる成分があるんです。それはずばり、“セラミド”なんですよ。

 

セラミドと他の保湿成分の違いは?

勿論、ヒアルロン酸やコラーゲンだって大切な保湿成分です。以下に簡単にご紹介すると…

【ヒアルロン酸とは?】
・お肌の中の真皮(お肌の一番奥に存在する層)にある成分
・約200から600倍もの水分をキープしてくれる優れもの
・セラミドと比較すると、コストパフォーマンスが◎
・お手頃価格のローションなどに配合されることも多い

 

【コラーゲンとは?】
・お肌の中の真皮の約7割を占めている成分
・お肌のハリ弾力の要となる成分であると同時に、お肌への保湿力も高い成分

では、セラミドと比較するとどうちがうのか?それは、“水分をキャッチして逃さない”という特性にあるんです。

 

セラミドってどんな成分?

ここでセラミドの特徴を簡単にご紹介しましょう。

セラミドとは?
・お肌の角質層(お肌の一番表面に存在する層)にある成分
・角質層の中の細胞同士の隙間を埋め尽くしている角質細胞間脂質の4割がセラミド
・水分をキャッチして、逃さない。蒸発させない働きがある
・お肌外部の刺激から守ってくれる働きもあるため、バリア機能アップにも働く

ヒアルロン酸やコラーゲンは、単体としてお肌を潤わせてくれる成分。

その一方でセラミドがお肌に足りていないと、せっかくの潤いも蒸発しやすくなってしまうんですね。

例えばどんなに化粧水や美容液でお肌に潤いを与えても、なぜだか乾燥する。なんて方は要注意!

もしかすると、お肌の中のセラミドが足りていないのかもしれませんよ。

ちなみに余談ですが…例えば人間のお肌からセラミドをとってしまうと…お肌の水分量が8割以下になる計算なんですって!

 

セラミド配合のスキンケアを取りいれてみて

いかがでしたか?セラミドがスキンケアにおいて、かなり重要な成分であるということはお分かりいただけたかなと思います。

早速、今晩からでも、セラミド配合のスキンケアを取りいれてみてください。ちなみにおすすめとしては、“ヒト型セラミド”。

数多くあるセラミドの種類の中でも、実は1番の保湿力の持ち主。

『ヒト型』という名前の通り、私たちのお肌の中のセラミドと同じ構造をしているんです。

だからこそお肌馴染みがいいんですね。

あるいは、スキンケアではなくサプリメントで摂りいれてみるのも手軽でお勧めです。

最近はセラミド単体として、大手の健康食品メーカーもサプリメントを販売していたりしますよ。


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